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第64回 魅力的な人
もう昨年のことになるのだけど、父が日本芸術院の会員に選ばれた。私事で恐縮ですが、今回はその話。 日本芸術院というのは、美術、文芸、音楽、演劇等、芸術分野のすぐれた芸術家を優遇顕彰するために設けられた国の栄誉機関のことで、この年、父のほかに新たに会員となったのは、建築家の隈研吾さん、坂茂さん、劇作家の野田秀樹さん、俳優の倍賞千恵子さんなどそうそうたる顔ぶれ。 東京に雪がちらほらと舞った3月3日、発令式に出席する父の付き添いで上野公園の一角にある日本芸術院に出掛けた。待合室で式が始まるのを待っている間、僕ら家族の隣にいらっしゃった倍賞千恵子さんと話す機会があった。 子どもの頃から寅さんシリーズが好きで作品をほとんど観ている自分は、憧れのさくらさんを目の前にしてすっかり舞い上がってしまい、ろくな会話ができなかった。父が「息子はテニスクラブで働いていましてね」なんて余計な話をしたら、「あら、今度やりに行こうかしら」と倍賞さんは映画の中のさくらさんそのままの笑顔で言っていたけど、まあ、来ないでしょうね。皆さん、安心してください。 式の最後に新会員が
ryublue0621
2月2日読了時間: 2分


第63回 今日はいい日になる。
ちょっと前にAコート側のガラス戸の衝突防止に白い文字を入れました。以前、大石さんが「コート・コンディション」のコーナーで触れてくれましたが、僕から改めて説明したいと思います。 PRACTICE WILL NOT BETRAY YOU. 練習はあなたを裏切らない。...
ryublue0621
2025年5月30日読了時間: 3分


第62回 KTGのクレーコート
40年もの長い間、会員たちのプレーの舞台となってきたKTGのクレーコートが、2台のショベルカーによって掘り起こされている。工事は始まったばかりだが、あっという間にラインテープが剥がされ、昨日までここがテニスコートだったことが信じられないほど変わり果てた光景が目の前に広がって...
ryublue0621
2024年8月23日読了時間: 3分


第61回 記者会見
昔、テニスマガジンの編集部にいた頃、記者会見での取材が苦手だった。とんちんかんな質問したらどうしようとか、このタイミングでそんなこと聞く?と選手や周りの記者に思われたらどうしようなどと頭の中でぐずぐず考えているうちに、はい、時間切れです、ということが何度もあった。...
ryublue0621
2024年3月25日読了時間: 3分


第60回 テニスコートの小さな幸せ
「小確幸」というタイトルの村上春樹のエッセイを読んで、深く共感した。 村上さんは下着のパンツを集めるのが好きで、引出しの中にきちんと折ってくるくると丸められた綺麗なパンツがたくさん詰まっているというのは、人生における小さくはあるが確固とした幸せのひとつ(略して小確幸)ではな...
ryublue0621
2024年1月22日読了時間: 2分


第59回 ONE TEAM
40年前、あなたはどこで何をしていただろうか。 まだ生まれていなかった会員さんもけっこういるし、ちょうどその年に生まれた会員さんもいる。40年前からKTGでテニスをしていますが、それが何か?という方も何人かいらっしゃいます。...
ryublue0621
2023年11月11日読了時間: 3分


第58回 紫陽花
その痛みは何の前触れもなくやってきた。いや、もしかしたら前兆のようなものがあったのかもしれないけど、気がつかなかった。 4月5日、フォアボレーを打ったとき、急に右肘の内側付近に痛みが走った。鈍痛というより激痛だった。バックボレーやバックハンドのストロークは普通に打てる。痛み...
ryublue0621
2023年5月23日読了時間: 2分


第57回 壁打ちとレジェンド
桜を見ると、日が暮れるまで壁打ちを熱心にやっていた中学生の頃を思い出す。 家から自転車に乗り、踏切を渡ってしばらく行くと小学校があって、そこの体育館の脇のスペースがテニスを始めた頃のプライベートコートだった。 夕方(だったと記憶している)にテレビ東京で放映していた30分のテ...
ryublue0621
2023年3月29日読了時間: 3分


第56回 夢中になる。
今年の目標は「がんばってギターを弾く」にした。 もちろんKTGの支配人の仕事はしっかりやっていきたいし、テニスもまだまだ伸びしろがあると信じて一生懸命やっていくつもりだけど、だいぶ前にもうひとつの趣味として始めた「ギターの弾き語り」を、今年はもっと力を入れてやっていきたい。...
ryublue0621
2023年1月16日読了時間: 2分


第55回 ステファン・エドバーグ
昔、ステファン・エドバーグと試合をしたことがあります。 「誰それ?」という方がいらっしゃるかもしれないので説明すると、エドバーグ(新聞ではスウェーデン語読みに近いエドベリと表記)は、華麗なサービス&ボレーを武器にウインブルドンでは2度優勝、グランドスラム通算6タイトルのスウ...
ryublue0621
2022年9月16日読了時間: 3分
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