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春の親睦大会プレー解説集

更新日:2023年6月4日

普段、見ることのできない自分のプレー。斉藤清久カメラマンが、親睦大会参加選手たちのナイスなプレーを激写してくれたので、ここで技術解説とともに掲載したいと思います。


写真=斉藤清久

解説=中林 隆


まずは福田雄太選手。「意識しているのは腰ですかね」と彼が言う通り、安定したスタンス(土台)、そして鋭い腰のひねり戻しがムチのようなスイングを引き出しています。

増田選手得意の両手打ちバックハンド。構えたときにしっかりと右肩を入れているから、むずかしい逆クロス方向にもボールコントロールが可能になっています。

井上楠選手のサービス。インパクトまでしっかりとボールを見ています。欲を言えば、もう少し体の右側に壁を作ることを意識すると、もっと鋭いスイングができると思います。

これも井上選手。キレイにスイートスポットでボールをとらえています。手首の角度もキレイに「くの字」になっていて、いいと思います。氏原真選手はすばらしい待球姿勢ができています。

立石選手のサービスが安定しているのはインパクトまでボールをしっかり見ているから。無理のないフォームです。もう少しインパクトの位置を上にしてもいいかもしれません。塩澤選手の待球姿勢はとてもキレイです。

粘り強い星野選手のプレー。ラケット面がいつも安定しているので、ミスが出にくいフォームです。

理想的な位置でインパクトしている新川裕選手のサービス。左手の位置を見ても、上体が開いておらず、しっかりと体の左側に壁ができています。満永選手の姿勢もすばらしい。ただ、たまにスプリットステップを忘れてしまうことがあるので、気をつけてください。

無駄のないフォームから驚きのスピードボールを打つ伊藤利選手。ラケットを持った腕の右肘がしっかりと下がっているから、スイングスピードがUPします。

無理のないフォームで力強いサービスを打つ角選手。余計な力が入っていないから、スムーズなスイングが可能となっています。見習いたいですね。

バックハンドのリターンを打つ太田選手。踏み込んだ右足の前でインパクトするという教科書通りのスイング。打点も高くていいです。菅野選手は一見棒立ちですが、これが彼のスタイルで、隙がありません。

大塚選手のこれはおそらくスピンサービスでしょうか。距離、角度、強弱を打ち分け、相手に的を絞らせないのはさすが。性格出てますね。広木選手はさすがの隙のない待球姿勢です。

熊谷選手もいいサービスのフォームをしています。ボールをインパクトまでしっかり見ているのがわかります。力の入りやすい場所でインパクトしている点も見習いたいです。

成長著しい植田選手のサービス。ムチのような腕の使い方、上体のしなり、左手の位置、目線など、どれをとっても理想的。すばらしい!

グルメ草島選手のダイナミックな両手打ちバックハンド。体重が踏み込んだ右足にしっかりと乗り、それでいて壁ができているために腰が回りすぎていない、いいフォームです。

髙橋選手のフォアハンドストローク。しっかりと腰が落ち、上体がリラックスできています。もう少しスタンスを広くとってもいいかもしれません。

初参加の平家選手のフォアハンドストローク。手首の角度、インパクトの位置など、とてもいいです。自分の立ち位置を常に把握し、ラケットの出だしとフォロースルーの角度を工夫して上手にボールコントロールできれば、今以上に安定感が増すと思います。

江戸選手の気迫のこもった両手打ちフォアハンドストローク。しっかりとスイートスポットでボールをとらえています。腰が落ちていて安定感があります。

初出場の八山選手のスピンサービス。おそらくインパクトまで左手が視界に入っているため、上体が不必要に開かないいいフォームです。キャリアを感じます。

厚い当たりでボールをとらえるのが上手な飯浜選手。サービスもシンプルに効率よくインパクトでボールにパンチを加えています。

おまけ。詩吟を詠む矢野選手。テニスのフォームと同様に、体の軸がしっかりとした立ち姿です。さすが。




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