5/7（火)今日のKTG状況

おはようございます。

先程まで降っていた雨は今は止んでいます。予報では午前中は雨、お昼頃一時雨が止むようなので、今日は一日雨の合間を縫って人工芝で少しテニスができるかも、といったところでしょうか。

先日「お酒を嗜む会」のあった5月5日、Cコートで雑草取りをする一方で、梅澤さんがクレーコートにスプリンクラーをセットして水を撒いていました。コートの傷みが激しいので少しでも改善しようと、指導している学校のテニスコートの整備に使っているホースを持ってきて、スプリンクラーは自分で買ってきたんだとか。

1時間以上かかったのではないでしょうか。水撒きを終えてスプリンクラーを片付けると、お店に戻らないといけないから、と「お酒を嗜む会」に出ることなくお店へ。

わざわざ水を撒いたのに今朝は雨。

洗車をしたら雨が降る。傘を持って出た日には雨は降らない。

人生は思うとおりにはならない。

4月25日、こぶしの木の下で。

駒林の森に朝が来ました。

「今日は散髪の日だ。」お昼前に目を覚ました高タヌキさんは、のそりのそりと大きなこぶしの木のある遊び場に行きました。天気がいい日には近くに棲む動物たちがこの遊び場に集まって、走ったり、丸いものを棒でたたいたり、お昼を食べたり、おしゃべりをしたり、いつも賑やかです。

高タヌキさんが遊び場に行くと、「高タヌキさん、こんにちは。待ってましたよ。」塩ウサギさんがにっこり微笑んで迎えてくれました。高タヌキさんは、喧嘩をしたり争ったりしないので、みんなから好かれています。ちょっとものぐさそうなところが愛らしくて、元気？とか、一緒に遊ぼ、と他の動物たちから声がかかります。

「塩ウサギさん、ありがとう。お願いします。」

高タヌキさんがこぶしの木の下の椅子に腰掛けると、塩ウサギさんがケープをかけて、高タヌキさんの髪の毛をチョキチョキ、チョッキン、チョキチョキ、チョッキン。そよ風に揺れる木陰で、塩ウサギさんがはさみとくしを使って丁寧に刈ってくれました。高タヌキさんはすっきりさっぱり、眉もくっきり、きりりとした男前になりました。

「塩ウサギさん、有り難う。塩ウサギさんは僕と同じであまり走らないけど、僕と違って髪を切るのは上手だねぇ。」高タヌキさんはお礼を言って、クレーコートを掃くブラシのような尻尾をひきずってのそりのそりと遊び場に行きました。

「高タヌキさん、ちゃんと食事をしてね。」背中まである長い髪の塩ウサギさんは、少し丸くなった高タヌキさんの後ろ姿をやさしく見送りました。

駒林の森はゆっくりと時間が過ぎ、夕暮れ時、動物たちはねぐらに帰ります。日が落ちて暗くなると、空には満点の星が広がり、耳を澄ませばこぶしの木のささやきが聞こえます。

明日もたくさんの動物が来てくれるといいなぁ。　　　　　　おしまい

（登場したのは」架空の動物です。）

状況が変わるようであれば、このコート情報を更新します。

今日の当番　　大石

　　　　　　　　　　　以上。