おはようございます。
いい感じの朝です。晴れて風もあまりなく、何よりクレーコートがしっとり。ローラーとブラシがきれいにかけられているのでコートに足を踏み入れるのをためらうくらいです。
コート4面オープンです。
Aコートサイドのネット修復作業は、中林支配人から報告の通り、加藤監督の下一昨日多くの正会員の協力を得て無事終わりました。
かなり面白い作業でした。
当初ははずれたネットをかけ直せばいいだろうと思っていたのですが、ネットを吊っているワイヤーが千切れていることが判明し、ワイヤーを繋ぎ直すことからの作業になりました。ワイヤーを繋ぎ直すために、はずれた場所だけでなくはずれていない場所からも一旦はずして、ネット全体を下げてワイヤーを緩め、ワイヤーを繋ぎ直した上で再度ネットをかけ直すという作業です。
Aコートの端から端まで順々に位置を変えて梯子を立てかけて作業をしていったのですが、そのたびに梯子とフェンスを足場を組むようにパイプで固定して、作業が終わったらパイプを取り外して、というこの繰り返しです。いざ梯子に上がってネットをはずそうとしたらワイヤーが固定されているのが分かって作業手順を練り直すこともありました。ワイヤーを緩めようとしたらつるが絡みついていて、まずはつるを除去してからと、一歩進んで二歩下がるような作業も必要でした。途中思い通りに進まず加藤さんがポツリ「困ったな、どうしようかな」と独り言つ場面もありました。
しかし、そこはKTGの男の子。梯子を固定する人、上がる人、支える人、道具を手渡す人、注意を促す人、自宅から道具を持ち寄る人、、、 男の子たちの背中はたくましく、かけ声には張りがあり、目は新しくもらったおもちゃで遊ぶ子どものようにきらきらしていました。
一日で終わるだろうと思っていた作業は手こずり、二日がかりで完遂。
作業を終えた男の子たちの顔がなんとすがすがしかったこと! 勝利の戦場から帰ってきた凱旋兵士のような威風さえ漂っていました。
今日KTGに来られたら、春風の抜けるAコートサイドのネットを見てください。
KTGではこんな作業がこれからもまだまだあります。女の子たちの声援が力になります。
お待ちしています!
今日の当番 大石
以上。
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