第50回 東京オリンピックの余韻

更新日:8月14日


 

 しかし、名古屋の市長さんって、ホント品がないですよね。あと、ご意見番としてなぜか重宝されている野球解説者。ああいうことを言いそうなのはわかっているのに、なんであえてコメントを求めるのだろう。不思議。


 というわけで、1週間前に閉幕した東京オリンピックの余韻が残っている今日この頃です。

 デザイン盗用疑惑や女性蔑視発言、過去のいじめ発言など、いわゆる「付録」の部分でごたごたがあったけど、本編である大会が始まってみると、世界のアスリートたちのパフォーマンスはやはりすばらしく、わくわくしながらテレビ観戦する毎日でした。フィールドには、アスリートたちの大会に懸けてきた強い思いがあり、弾けるような笑顔があり、悔し涙があり、友情があった。改めて、スポーツってすばらしいなと思いました。


 自分の中のハイライトは、大会13日目の8月4日に行われた新競技のスケートボード女子パーク。この種目、日本勢が大活躍で、四十住さくらが金、開心那(ひらきここな)が見事銀メダルに輝いたのだけど、僕がもっとも心奪われたのは、惜しくもメダルに届かなかった岡本碧優(みすぐ)の滑りでした。


 世界ランキング1位の実力者で、今回の予選も1位で通過していた15歳は、最終滑走者として登場し、終始攻めの姿勢を貫きます。空中でボードを1回転させる大技「フリップインディ」に挑戦するも着地に失敗。このミスが響いて最終順位は4位に。


 その岡本の試技後の光景が忘れられない。悔し涙を流す岡本の元に、決勝に進出していた海外の選手たちが駆け寄り、ハグし、さらに彼女の体を神輿のように担いで讃えたのです。彼女の挑戦の姿勢をリスペクトしているからこその行動。涙は、すぐに笑顔に。すばらしい光景だった。


 素人目にも岡本のスピードは群を抜いていたし、技のキレは別格だった。オーラがあるというか、いつまでも演技を見ていたいと思わせる魅力を感じた。もしかしたらあの場面、リスクの低い技でまとめたらメダルに届いたのかもしれない。でも、彼女は安全な道を選択しなかった。


 もし自分だったら?


 あと1ゲーム取れば勝てるという状況で、あるいはマッチポイントを握った場面で、どういったプレーを選択するか。リスクを冒さず安全にいくのか。相手のミスを期待するのか。それとも、勇気を出して攻めの姿勢を貫くのか。


 自分は、後者でありたいと思いました。遊びとはいえ、市民大会などの試合に挑戦している以上は、そういった「痺れる」場面では、攻めの姿勢で臨みたいと思う。

 別に、背負っているものも失うものも何もないんですけどね。まあ、それはおいといて。

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